【トレーナー通信 vol.172】「おうちストレッチ」のススメ

2026年6月8日

ジメジメとした雨の日が続く梅雨時期。皆さんは体調の変化を感じていませんか?
「体がなんとなく重だるい」「頭が痛い」「やる気が出ない」といった不調を抱える人は少なくありません。実はこれ、東洋医学の観点からも科学的にも理にかなった現象なのです。
今回は、そんな梅雨特有の不調を乗り切るための「おうちストレッチ」の重要性についてお話しします。


主な原因は、気圧の低下と高い湿度です。
気圧が下がると自律神経のバランスが崩れやすくなり、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。また、湿気が多いことで体内の余分な水分を排出できず、「水毒(すいどく)」と呼ばれる状態になり、むくみや重だるさを引き起こすのです。
そんな時こそ、意識的に体を動かすことが大切です。


不調を解消する「おうちストレッチ」3選

1. 首・肩回し(血流アップ)
  頭痛の原因にもなる首・肩の凝りをほぐします。
  両手を肩に置き、肘で大きな円を描くようにゆっくりと回します。
  前回し・後ろ回しを各5回ずつ行うだけで、肩甲骨周りが動き、血流が改善します。


2. 下半身のストレッチ(余分な水の排出)
  足は「第二の心臓」。むくみを解消することで体内の循環を促します。
  椅子に座った状態で片足を伸ばし、足首をゆっくり前後(曲げる・伸ばす)に動かします。
  ふくらはぎを意識することで、体内に溜まった余分な水分が巡りやすくなります。


3. 深呼吸を組み合わせた胸のストレッチ
  自律神経を整えるには呼吸が不可欠です。
  胸の前で手を組み、大きく息を吐きながら背中を丸めます。
  今度は吸いながら胸を大きく開き、肩甲骨を寄せます。深い呼吸を繰り返すことで副交感神経が
  優位になり、リラックス効果が高まります。

「頑張りすぎない」が継続のコツ
梅雨時期のストレッチにおいて、最も大切なのは「完璧を目指さないこと」です。
「今日は疲れているから、首を回すだけでいいや」「寝る前の1分だけやろう」といった、ゆるいスタンスで構いません。
無理に動かして体を痛めては本末転倒です。雨音をBGMにしながら、自分の体の声を聞き、硬い部分を優しく伸ばしてあげる。そんな「自分をいたわる時間」としてストレッチを楽しんでみてください。
今年の梅雨は、おうちストレッチで快適に過ごしてみませんか

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